otosick’s diary

音にまつわる日常

音のない人生なんて vol.7

一ヶ月、いや二ヶ月近いぶりのブログ。。
なんだかこの夏は超猛暑でブログ書く気力も失せてたな。。人間、暑さにはかないません。。

と、ま~そんな感じでようやく涼しくなって、秋の気配を感じるようになってきた今日この頃。。秋と言えば食欲の秋、芸術の秋、読書の秋と楽しい事、満載な季節。

オレは読書に励んでるんだけど、、
でも、元々本を読むのは苦手で、小説なんかは今までで読破したことない。。文字だけ読んで、想像で絵が浮かんでこないんだよね。。残念だけど。。だからいつも途中で興味なくして終わっちゃう。。

そんなオレが読んでるのはこれ↓

アメリカ黒人の歴史 (NHKブックス)

アメリカ黒人の歴史 (NHKブックス)

  • 作者: ジェームス・M・バーダマン,森本豊富
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2011/11/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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何年か前からこの手の本は読んでるんだけど、、やっぱ、黒人の音楽に興味を持つと、奴隷ってのは切っても切れない。。とっても皮肉な事だけど、黒人、いやアフリカ人が奴隷としてアメリカに連れてこられなかったら、ブルースって音楽は生まれていたであろうか、、、ブルースは現代の大半の音楽の基本になってるから黒人がいなければ今日の音楽はこのように発展しなかったかも知れない。。。クラシックがルーツの芸術思考の音楽になっていたかもしれない。。。そう言う事も考えさせられる本です。
(注・音楽についてはほとんど書かれていません。)

さて、そんな感じでこの本を読んでる時によく聴いてるCDをご紹介!
WOODEN GLASS 名義で出されたビリーウッテンのライブ盤です!

ライヴ

ライヴ

これは72年のライブなんだけど、レコードは貴重盤だけど、CDは再発されてるから、手に入れやすいよ。ブックオフで二回位見たな。。こんなところになぜ?と、思わず持ってるのに買おうとしちゃったよ。。ジャケットが格好いいからね!いやいや、中身ももちろん格好いいから!
さてさて
ビリー・ウッテン(ビブラフォン)
エマヌエル・リギンズ(オルガン)
ウィリアム・ローチ(ギター)
ハロルド・カードウェル(ドラム)
から鳴るサウンドは、なんかいい意味でこの時代の他のライブ盤とは音の響きかが違うんだよね。
ドラムの音とオルガンのベースラインがこもり気味だからかな。でも、ロウな感じは充分伝わって来る~ その分、ビリーウッテンのヴィブラフォンの音が凄く抜けて来る感じだね。
演奏もファンクの神様が降りてきたと言われるように、最高のグルーヴを出してるな。。オレが好きなのはやっぱり6曲目のlove is here 。。12分を越える演奏が繰り広げられてるんだけど、観客の歓声もマックスで、それに答えるかのようにテンションあげ~の演奏。。
最高です!

続いて紹介するのは、またもやビリーウッテンの
今度は未発表ライブ音源とスタジオリハーサル音源の全9曲入りアルバムです!

ロスト・テープス

ロスト・テープス

1から3曲目までが先のライブ盤の未発表曲なんだけど、1曲目のLet 's stay togetherはメンフィスソウルのアルグリーンの曲で、全く別物に聴こえるけど、、まぁこれはこれでよし!
なんか、ウッテンのヴァイブはゆっくり一つ一つ音を選んでいて、多少のもたり感がいい意味で耳に残る、そんな印象の3曲だね!
続いての3曲は79年のアルバムIN THIS WORLD の未発表がきて、最後の3曲が80年のオルガニスト、シーザーフレイザーを迎えてのライブ音源です!

そして、今回最後にご紹介しますのが、こちら!

ライヴ・アット・ザ・ジャズ・カフェ

ライヴ・アット・ザ・ジャズ・カフェ

2003年にイギリスのjazzカフェって所で行われたビリーウッテンのライブ音源です!
なんとバック演奏はイギリスの現行ファンクバンド、スピードメーターです!
と、言うことで、上で紹介した二枚のライブ音源とは全くの別物って感じ。。
オレが思う所のスピードメーターfeaturing ビリーウッテンって感じだな。
って酷評してる訳じゃない。
スピードメーターもとっても大好きなバンドだから、むしろその視点からだったら最高の音源だ!

音も現代な録音だけど、レトロな空気感はよく出てる。響きもいいし、観客の沸きもいい。文句のつけようのない作品だな。
ただ、先のライブ盤とは違うよって事を踏まえた方がいいね。
あっ!そうだ!2曲目にグラントグリーンがやってたsookie sookie をここでも聴けます!

全部必聴です!